この2年、濃霧の主な発生原因となる浮遊粒子状物質、特に「PM2.5」(粒径2.5μm以下の微小粒子状物質)について中国では強い関心が寄せられています。しかし、話題になるうちに、人々は、この自然環境と人体の健康をひどく脅かす物質の統一した中国語の名称がないことに気づきました。
これについて中国の全国科学技術名詞検定委員会の劉青副主任は、「『PM2.5』はアルファベット2文字と数字から成るが、もっと規範的な中国語の呼び方があるはずだ」と述べました。
先日、全国科学技術名詞検定委員会に環境保護、気象、医学、言語など各方面の専門家が集まり、「PM2.5」の中国語名称について議論を行いました。
現在、専門家らの意見がまだ一致していませんが、劉副主任は、「定義づけることは難しいが、各界の専門家らとさらに話し合った上で、なるべく早く統一する」としています。(馬ゲツ・志摩)
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