イラン代表団の団長を務めるジャリリ核問題交渉責任者は、27日、「イラン核問題の新たな対話は、4月5日と6日の両日、アルマトイで行われる」と明らかにしました。
これは、この日、イラン核問題関係六カ国とイランとの対話が終了した後の記者会見で述べたものです。ジャリリ団長は「3月18日から19日にトルコのイスタンブールで専門家会議が開かれ、関係六国がイランに新たな提案をする。その後、新たな対話が行われる」と述べました。
また、「六カ国が26日に行った会談での提案には、前回モスクワで行った対話の提案内容の一部が盛り込まれている。今回の会議で六カ国は、一部の問題でイランに近寄る姿勢を見せた」とし、「現在、理想的な結果までは、まだ遠いものの、今回の対話は積極的に行われた」と、イラン政府の立場を示しました。
更に、「双方は平等かつ同調した行動を取って、相互信頼を強化しなくてはならない。イランに対して制裁を実施したり圧力をかけたりしても成功できない。イランの人々の信頼を得たいなら、敵対するやり方を放棄しなくてはならない」と指摘しました。(朱丹陽 高橋)国際・交流へ
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