中国商務省が20日に発表したデータによりますと、今年1月、中国の輸出入額は去年同期より26.7%増え、2兆1700億元に達したということです。しかし、商務省の沈丹陽報道官は、「今年の貿易情勢は依然として楽観視できない」との見解を表明しました。
このデータは、今年1月の輸出額と輸入額は去年同期より、それぞれ25%と28.8%増えたとしています。沈丹陽報道官はこれについて、「1月、中国とヨーロッパ、アメリカ、日本、韓国との貿易は安定した成長を保ち、中国とASEAN(東南アジア諸国連合)と香港、南アフリカとの輸出入額も著しく増えている」と紹介しました。
沈丹陽報道官はさらに「1月の輸出入額が去年末以降安定した成長の勢いを保っていることは、対外貿易の成長を確保するための政策がひきつづき役割を果たしていることを意味している。しかし、旧正月である春節の影響を除けば、1月の輸出入額の前年比は僅か8.1%増加しただけであり、去年の1月に比べると5.8%落ちている」と述べました。(万、KOKUSEI)
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