中国の国家地震局が19日、国家地震震度速報・予知システムプロジェクトが国家発展開発委員会での立案過程に入り、20億元を投入して5年内に、全国をカバーする5000余りの地震観測ステーションからなる地震震度速報・予知システムを建設することを明らかにしました。

　それによりますと、科学技術省の技術支援を受け、国家地震局は2009年から、「地震予知と震度速報システムに関する研究とテスト応用」というプロジェクトを実施してきました。このプロジェクトは順調に実施されており、この3月には完成する予定となっています。

　中国東南部の福建省は、この国家地震震度速報・予知システムプロジェクトのテスト運行地となっていますが、これまでに福建各地にある地震観測ステーションを利用し何回も地震に対する観測予知を行ったところ、良好な効果を収めたということです。（万、KOKUSEI）

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