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 衛生省、後払い方式の全国普及は今のところ困難

2013-02-20 13:28:33     cri    

 衛生省が今年から後払いの支払いシステムを全国の病院で普及させる計画でいるというニュースが広がり、注目を集めています。  

 これを受けて衛生省側は、条件をが整った地区での試行運用を呼びかけただけで、今年からの全面普及は全く求めておらず、そのスケジュールもないことを明らかにしました。

 中国の病院では診察料金や薬代などはすべて前払いで実施されています。患者には、医療保険によってそのあとに一部が戻されます。しかし後払いになると、患者が自分で負担する部分だけを支払って、保険部門が残りの部分を病院に支払うことになります。このほか、入院する患者は元々敷金を払う必要がありますが、新しいシステムの場合、『入院治療費用決算協議書』にサインすれば直接入院できるようになります。

 衛生省の関係責任者は19日、「現在、全国の20余りの省などsでテスト運用を行なったり、これについてよりよい方法を探っている。しかし、社会信用体系はまだ完備しておらず、医療保障のレベルも各地で異なっているため、これが、短期間に全面的に実行されることは無理だろう」と述べました。

 一部の試行運用の過程で、大規模な悪意ある延滞や不払い状態は起きていませんが、地区によっては不払い現象が起きています。医療保障のない患者の悪意による不払いは、病院に損失が出ます。一方、医療保障のレベルが高まれば、個人負担の比率が下がり、未払いが発生しても病院に対する影響は小さくなります。今の医療保障レベルからみると、後払いによる病院のリスクは、いまだに高いということです。(ooeiei、山下)

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