16日の事故現場

　山西省洪洞県で起きたダムの漏水事故で、16日、漏れ出した水のほとんどが排水され、避難していた下流域の住民の8割が無事に家に戻りました。ほかの避難住民も帰りつつあるということです。この事故でけが人は出ていません。

　洪洞県の報道部門によりますと、16日午前4時から、ダムの下流域に住む1万人余りの住民を避難させていたということです。

　この事故は今月15日に、曲亭ダムの灌漑用トンネル上部が落下し、下流の堤防が陥没したことで、漏水事故を起こし、付近の住宅が被害を受けたものです。また、近くの道路のほとんどが封鎖されています。現在、復旧作業を急いでいます。（Katsu、山下）暮らし・経済へ