福岡駐在の中国総領事館によりますと、2日に日本側に拿捕された中国籍の漁船「琼洋浦F8139」号と逮捕された全ての船員が釈放され、帰国の途についたことが3日明らかになりました。
2日午前、中国籍の漁船「琼洋浦F8139」号は、沖縄県宮古島付近の日本の排他的経済水域内で違法にサンゴを収集した疑いがあるとして、日本の海上保安庁に拿捕されたということです。船長を含め13人が乗船しており、船員はいずれも中国籍です。逮捕直後、船長と2人の船員は宮古島に移送され取り調べを受けていましたが、ほかの船員と漁船は宮古島付近の海域で停泊していました。
2日昼ごろ、日本側が福岡駐在の中国総領事館に通報しました。中国総領事館は直ちに責任者を派遣し、情報を確認した上で、中国人船員の安全と基本的な生活を保障するよう日本側に求め、対応しました。
3日夜、関連手続きを済ませた後に、日本側が「琼洋浦F8139」号と全ての船員を釈放し、現在帰国中だということです。(劉叡、中原)
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