昨年の1月から11月にかけて、小麦、トウモロコシ、コメを含む中国の食糧輸入は累計で1077万トンにのぼり、前年同期と比べて294%増えました。これによって、中国の食糧自給率95%という政策を守ることができるか疑問だという人が出てきましたが、21日付の『人民日報海外版』では、「輸入の成長は中国の食糧安全には影響ない。食糧輸入の増加は開放的な市場環境では正常な現象であり、主な原因は構造的な要素だ」という専門家の話を引用しました。
報道では、「中国は小麦、トウモロコシ、コメに対して関税割当管理を実施しており、安全性と国際市場の影響によって関税割り当ての量が決められている。昨年1月から11月まで輸入が急上昇したが、小麦、トウモロコシ、コメの全体の輸入量は関税割当の50%にも達しておらず、輸入の規模は合理的な範囲内だ」と判断しています。(Yin、大野)暮らし・経済へ
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