中国国家海洋局によりますと、中国海監初の緊急指揮プラットフォームが海洋局南海支局に設けられ、近いうちに運行がスタートします。
緊急指揮プラットフォームには、ファックス、電話、衛星通信、GPSシステム、情報処理システムなどが備え付けられており、移動中でも衛星通信が可能なほか、無線映像通信や多人数の同時テレビ会議なども可能です。また、このプラットフォームには連携時の通信機能も備えつけられており、突発的な事件に共同で対処する際に、現場で集められた映像や音声、データなどの情報を衛星を通じて即時に特定の海監、航空機や各級の海陸指揮センターに送り、指揮を執ることが可能となります。
このプラットフォームのほか、このほど多くの海監艇や海監船が中国海監隊に加わりました。これについて専門家は、「海上での突発的な事件や違法事件などに対する中国海監の対応能力が大幅に引き上げることになる」と分析しています。(劉叡、中原)
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