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 社科院報告、多くの人が北京の大気品質を甘く見過ぎ

2013-01-14 15:29:34     cri    

 中国社会科学院社会学研究所がこのほど発表した「中国社会心理研究報告」から、人々の大気品質基準評価及び北京大気汚染リスクに対する認知度について調査を行ったところ、多くの人は北京の大気品質が良好または中等のレベルにあると思い込んでいることが分かりました。環境保護部門のデータによりますと、北京の大気品質が人々の想像より厳しく、大気品質と市民の健康に影響を直接与えている自動車の排気ガスなどがまだまだ十分に重視されていないということです。

 大気汚染のあらゆるハザードの中、人々は地球温暖化のリスク認知度が最も高いです。異なる原因により、人々の各項目に対するリスク認知度も違います。非喫煙者と喫煙者に比べ、喫煙者はタバコの煙へのリスク認知度が最も低いです。また排気ガスが自分自身や自然環境、社会経済発展に与えるデメリットへの認知度について、マイカー所有者は非所有者より低いです。

 それによりますと、研究者は関連部門が人々の大気品質への認知状況を十分に把握した上、大気汚染対策とリスク管理対策を制定するよう呼びかけています。これは、社会安定の維持、人々の心身健康や生活満足度と主観幸福感の向上に対して、重要で現実的な意義を持っています。(陳博)暮らし・経済へ

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