中国台湾の中央社が伝えたところによりますと、今年のアカデミー賞に11部門ノミネートされた台湾のアン・リー(李安)監督の新作「トラと漂流した277日」(Life of Pi)が、グローバル興行収入が4億5000万ドルを突破し、北米を除く海外での興行収入ランキングで連続トップとなったということです。
李安監督
米国映画の興行収入を集積・分析するウェブサイトBox Office Mojo(ボックス・オフィス・モジョ)の最新統計によりますと、「トラと漂流した277日」は、北米での興行収入がおよそ9500万ドル、海外での興行収入がなんと3億5600万ドルに達し、合計4億5000万ドルを超えたことが分かりました。こうして見ると、その興行収入がまもなく5億ドルとなることも可能だということです。
なお、先週発表された第85回アカデミー賞のノミネーションによりますと、「トラと漂流した277日」は作品賞、監督賞、脚色賞を含む11部門でノミネートされ、アン・リー監督のこれまでの記録を更新したとのことです。
アン・リー監督は2000年にも「グリーン・デスティニー」(原題:臥虎蔵龍、Crouching Tiger Hidden Dragon)で同アカデミー賞に10部門ノミネートされ、外国語映画賞を含む4賞を受賞しましたが、今作はそれを越えるものと見られます。(孫、kokusei)旅行・文化へ
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