フィリピンを訪問中の日本の岸田文雄外相は10日、デルロサリオ外相と会談を行い、さらにアキノ大統領を訪問しました。フィリピン政府によりますと、双方はそれぞれの中国との領土紛争について討議し、海上の安全保障の協力強化で一致したということです。
岸田外相はアキノ大統領を訪問した後、「フィリピンと日本は南海問題の平和解決に共通の利益を持っており、両国は協力してこの問題を解決していく」と述べました。一方、フィリピンのデルロサリオ外相は、「日本はフィリピンの海上安全保障の強化に対する援助を約束した。日本政府はフィリピン沿岸警備隊に海上通信システムを装備した巡視船を提供し、両国の沿岸警備隊の連携がいっそう強化される」と語りました。
フィリピンメディアの報道によりますと、フィリピンの要請を受け、日本はフィリピン沿岸警備隊に10隻の巡視船を提供します。うち5隻はフィリピンで、残りの5隻は日本で製造することになっており、18カ月以内にフィリピン側に引き渡されるということです。(01/09 Lin、大野) 国際・交流へ
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