中国老齢委員会弁公室が発表したデータによりますと、2012年の全国60歳以上の人口数は1億8500万人で、2013年には60歳以上の人口は延べ2億人を突破するということです。
このデータは、2015年に中国の60歳以上の人口は2億2100万人で、2050年には、60歳以上の人口は全国総人口の3分の1を占めると予測しています。中国の伝統的な考えでは、お年寄りは物資窮乏の時代を過ごし、その消費観念は保守的だと思われています。 しかし、経済発展と社会保障制度の完備につれ、お年寄りの消費観念も変わっています。最近、中国では、「銀髪経済」というお年寄りの消費活動を指す言葉も流行っています。
関連データによりますと、現在、中国では一人っ子の数は1億人を上回っています。その中、1980年代初めに生まれた人々は徐々に社会の中間層になっています。夫婦がいずれも一人っ子の家庭の消費活動は、親のために向けることが多く、それが、「銀髪経済」の発展を推進しています。
証券会社の専門家は、「高齢化が証券市場における投資の方向や、特徴の変化を引き起こし、医療や健康管理、観光、保険など代表的サービス業の見通しは明るい」とみています。(万、志摩) 暮らし・経済へ
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