中国の陳徳銘商務相は現地時間19日、米ワシントンで開かれたJCCT・中米合同商業貿易委員会の第23回会議の後に開かれた記者会見で、「中米両国は、経済協力と貿易における主要な関心事について、綿密な意見を交わし、多くの共通認識に達し、積極的な成果を得た」と述べました。

　陳徳銘商務相は「両国は二国間関係の安定と、互恵協力の拡大で果たした委員会の役割を高く評価した。中国の関心事に対して、米国は中国向けハイテク製品の輸出制限を緩和させるため努力し、中国が提出した関連申請を速やかに適切に処理し、民生用原子力エネルギー分野における両国の協力を支持すると表明した」と述べました。

　陳徳銘商務相はまた「米国は中国企業の投資を歓迎し、国内の投資環境の透明性と開放を堅持していくと改めて表明した。また、中国の知的財産権保護の主管部門との協力を保ち、『中米知的財産権協力枠組み協定』を実施し、2013年にも双方が合意した関連プロジェクトをスタートさせる」と述べました。（万）暮らし・経済へ