CRI（中国国際放送局）ラジオ孔子学院設立5周年記念大会が今日午前北京で開催されました。この5年間に同学院で中国語や中国文化の学習指導を受けた海外受講者は1万2000人以上に上ったということです。

　ここ数年、世界各地で中国語学習がブームになっており、中国政府も中国文化の海外での推進や海外との文化交流に積極的に取り組んでいます。2007年12月、国家中国語国際推進指導グループ弁公室の認可を受け、CRIにラジオ孔子学院が設立されました。それから5年、同学院は多言語のマスメディア機関という強みを生かし、「受講者の母国語による中国語教育」を貫いてきました。また、ケニア、バングラデシュ、パキスタン、イタリアなどに12カ所の海外教室を設置すると共に、『毎日中国語』『実景中国語』など人気教材を自ら開発しています。さらに、ラジオ、インターネット、ネットテレビなどマスメディア、多端末による教育システムを構築し、『ハロー・チャイナ』という文化プロジェクトを進めています。

　なお、午前中の記念大会には国家ラジオ映画テレビ総局の李偉副局長、国家中国語国際推進指導グループ弁公室の許琳主任や中国駐在の外交使節およびラジオ孔子学院の国内外の理事など約120人が出席しました。（ミン・イヒョウ、大野）

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