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 国際社会、朝鮮の衛星打ち上げを非難

2012-12-13 10:14:19     cri    

 朝鮮が12日、「光明星3号」衛星打ち上げに成功したと発表したことに対して、国際社会は強く反発しています。

 国連のパンギムン事務総長は報道官を通じて声明を発表し、朝鮮のロケット発射に遺憾の意を表した上で、「さらに遺憾なのは、国際社会の呼びかけを無視したことだ」とし、「国連安保理1874号決議に違反し、地域の平和と安定に悪影響を与える挑発行為だ」と述べました。

 ロシア外務省は12日、「朝鮮のロケット発射は北東アジア情勢にマイナスの影響をもたらすだろう。これにより、地域の多国間経済協力のような長期的計画を実施することも非常に難しくなる。ロシアは大変遺憾に思っている」との声明を発表しました。

 米国ホワイトハウスの国家安全員会報道官は声明を発表し、「朝鮮の衛星打ち上げは極めて挑発的な行為であり、地域の安全を脅かすものだ。朝鮮の行為は安保理の関連決議に直接違反し、国際的な義務にも背き、世界の核拡散防止体系を破壊するものだ。アメリカは今後、朝鮮半島問題をめぐる6カ国協議の関係国や国連安保理およびその他の国連加盟国と会談を行い、適切な行動をとる」としています。

 EU欧州連合のアシュトン外務・安全保障政策上級代表は12日声明を発表し、朝鮮の衛星打ち上げに遺憾の意を表した上で、対朝鮮制裁を拡大する意向を明らかにしました。アシュトン代表はさらに、国連安保理の関連決議やIAEA国際原子力機関の関連協定、そして2005年6カ国協議の共同声明における非核化の約束を直ちに無条件で履行することを要請しました。(ミン・イヒョウ、大野)国際・交流へ

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