国家国防科学技術工業局は10日、「環境1号」C衛星に搭載した合成開口レーダ(SAR)が初の画像を生成したことを明らかにしました。
9日午後6時19分、「環境1号」C衛星が収集した初の観測データが中国科学院対地球観測センターの密雲ステーションに送られました。その後、中国資源衛星応用センターがこの観測データを用いて初のSAR画像を生成したものです。
「環境1号」C衛星は中国初の民用SAR搭載衛星です。このSAR衛星は5メートル(観測幅40キロメートル)と20メートル(観測幅100キロメートル)の2つの空間分解能を備え、24時間如何なる気象条件の下でも画像を生成することができます。合成開口レーダ衛星は光学衛星に比べ、観測効率が大幅に向上しています。(万、中原)暮らし・経済へ
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