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 商務省、中国籍バス運転手の合法権益の維持を希望

2012-12-08 13:40:14     cri    

 中国商務省対外投資と経済協力局の関係者は7日、「シンガポールが『中国籍バス運転手事件』を適切に処理し、逮捕された運転手の合法的権益を維持するよう希望する」と述べました。

 この関係者は、「今回の事件は、シンガポールの雇用主が中国籍とマレーシア籍の運転手に対して差別的な給与待遇をしたことに起因している。商務省はすでに、シンガポール駐在中国大使館に対し、中国籍運転手の合理的な訴えの受け入れと、差別的な待遇の解消、中国籍運転手の合法的権益の維持について当該国と協議するよう支持した」と述べました。

 この「中国籍バス運転手事件」は、シンガポールのバス会社SMRT社で働く中国籍の運転手171人が、給与待遇の面で雇用主の差別的なやり方に不満を持ち、11月26日に集団欠勤しました。これについて協議が行われ、同月28日に運転手らは仕事に復帰しましたが、シンガポール初級裁判所は12月3日「不法なストライキ」の罪名で1人の中国籍運転手に6週間の監禁を言い渡し、その他の逮捕された中国籍運転手も、12月6日に保釈されましたが、12日に裁判を受けることになっています。(玉華、丹羽)暮らし・経済へ 

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