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日米、中国抑止に「三胴船」を共同研究

2012-11-28 17:03:33     cri    

























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 日本の『産経新聞』の報道によれば、日米両政府は来年から「三胴船」新型戦闘艦の共同研究を開始し、中国を抑止する日本の主力艦艇とするということです。最終的に実用化のメドが立てば、海上自衛隊の艦艇として2018年の導入を計画しています。『産経新聞』は、三胴船型は多様な任務に活用でき、中国の海上戦力を抑止する上で重要な意義があると述べています。

 「三胴船」の特徴について、尹卓少将は、「三胴船は主船体の左右に副船体を持つ構造で、甲板の面積が広くなり、安定性が高く高速航行も可能だ。一方で、艦内容積が狭く、大規模な兵力輸送には適していない。ヘリコプター1、2機が収容、離着陸できるスペースもあり、無人機を発射、回収するシステムも搭載できる。また、水雷除去や対潜水艦戦にも活用できる。アメリカでは以前、6000-7000トン級の三胴船駆逐艦を作る計画もあったが、現在、三胴船はまだ研究段階に止まっている。技術的には、まだ3000-4000トン級のものしか実現できない」と話しました。

 米海軍は、実用艦では初の三胴船型沿岸戦闘艦「インディペンデンス」を就役させたが、これについて、尹卓少将は、「対レーダー防御、ステルスの面では弱点が多い。艦艇容積が小さいため、すべての物品を船内に納めることができない。三胴船の特徴で甲板面積が広く、甲板に装備が多いし甲板の形も複雑なので、電波の反射が多くなりステルス性能をなかなか生かせない。また、大型ミサイルの搭載もできず、たとえばイージス・システムなどは船内に納まらない。だから、防空戦闘も難しくなる。装備できるのは、最大射程30-40キロの小型防空システムと、ヘリコプターや無人機を標的とする射程10キロの近距離ミサイルで、防衛能力に欠けている」と説明しました。

 弱点の多い三胴船ですが、日本とアメリカはなぜ共同研究をするのでしょうか?これについて、尹卓少将は 「対中抑止は構想の一部だ。新しい艦艇を作るには目標が必要だ。今の日本ではそれは中国に向けられているが、日本の標的は中国だけではなく、どの国にも向けられており、アメリカも、その標的になりうる。現在、日本が持っている艦艇は大型のものが多く、沿岸海域での作戦に向いていない。中国と係争が続く釣魚島海域を含め、西部海域はいずれも深さ数十メートルの浅水海域だ。このような海域では、大型艦艇は利便性に欠け、スピードも30ノットしか出せず機動力でも三胴船に劣っている。三胴船は40ノットの高速航行ができ、釣魚島海域のような浅水海域や岩礁エリアでの作戦ではその柔軟性を発揮できる。これが対中抑止を強調する理由かもしれない」と語りました。(ミン・イヒョウ、大野)

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