15日、習近平氏が中国共産党第18期中央委員会の総書記に選ばれたことに対し、世界各国と政党の指導者から相次いで祝電が寄せられています。
朝鮮労働党第1書記で、国防委員会第1委員長の金正恩(キム・ジョンウン)氏は祝電で、中国共産党第18回党大会の成功と習近平氏が中国共産党中央総書記および中央軍事委員会主席に選ばれたことに祝賀の意を表わし、「朝鮮人民の兄弟である中国人民は、習総書記が率いる中国共産党中央の指導下で、必ず社会の安定を維持し、経済を持続的に発展させ、人民の生活レベルを一段と向上させ、いくらかゆとりのある社会(小康社会)の樹立という戦略目標を全面的に実現するだろう」と述べました。
アメリカのオバマ大統領は祝電で、習総書記の就任に祝意を表わした後、「今年2月の習総書記の訪米は大きな成果を収め、私たちは米中関係の未来について積極的かつ建設的な討論を行った。今後も習総書記と密接に協力し、米中間の協力パートナーシップの建設、特に両国間の実務協力を強化し、共に地域や世界の経済と安全保障の課題に取り組み、両国民に福祉をもたらすと共に、世界の平和と繁栄を促していくことを願っている」との期待を寄せました。
ロシアの「統一ロシア」党党首であるメドベージェフ首相は祝電で、「中国共産党の指導下で、中国人民は国家建設に大きな成果を収めてきた。中国共産党第18回党大会の定めた政策が貫徹されれば、中国はより一層繁栄すると信じている。両党の交流を深め、新しい協力の内容を充実していきたい」と述べました。
AU・アフリカ連合の輪番議長であるベニンのヤイイ大統領は祝電で、「習総書記の就任は中国人民と中国共産党の信頼を表わしている。習総書記は中国人民を率いて必ず、強大で統一のとれた近代的で繁栄する国家を築き上げるに違いない。習総書記の指導下で、中国とベニンの協力をいっそう拡大し、両国人民に幸福をもたらしてほしい」と述べました。
そのほか、ベトナム共産党中央委員会のグエン・フー・チョン書記長、ラオスの人民革命党中央委員会書記長チュンマリー・サイニャソーン国家主席、キューバ共産党中央委員会のラウル・カストロ第1書記、そして、カザフスタン大統領、ウクライナ大統領、ベラルーシ大統領、トルコ首相らも習近平総書記の就任に祝電を寄せています。(11/16 Lin、大野) 国際・交流へ
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