中国の経済学者成思危氏は6日、ロンドンで、「中国経済は今年7.5%の成長率を実現する可能性がある。しかし、第4四半期(10-12月)のインフレ率はやや上昇する可能性がある」と述べました。
成思危氏はこの日、中欧国際商工学院2012欧州フォーラムに出席した際、記者に対し「中国経済は今年第1四半期(1-3月)、第2四半期、第3四半期にそれぞれ8.1%、7.6%、7.4%成長した。第4四半期の伸び率が7%を超えれば、年間7.5%の成長率を実現する可能性がある」と述べました。
その一方で、「ただし、目下の経済情勢は厳しい。多くの先進国は量的緩和政策を実施している。過度の通貨供給は、必然的にインフレをもたらす。短期的にみれば、中国の最大の圧力は大口商品の価格上昇によるインフレである。したがって、第4四半期のインフレ率は上昇する可能性がある」と指摘しました。(玉華、中原)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |