中国共産党第17期中央規律検査委員会第8回全体会議が2012年11月3日から4日にかけて北京で行われました。会議は同委員会常務委員会により招集されたもので、中国共産党中央政治局常務委員で、中央規律検査委員会の賀国強書記が重要な談話を発表しました。会議は中国共産党中央規律検査委員会が党の第18回全国代表大会に提出する活動報告を審議採択し、同代表大会で審議にかけることに同意しました。
また会議は「党の第17回全国代表大会以降、中国共産党は清廉潔白な党の気風作りと腐敗の取締を着実に進め、党と国の事業の発展に力強い保障を提供した」と認めました。その上で「世相、国の実情、党の状況のいずれも深刻な変化が起きた新しい情勢の下、中国共産党が執政、改革開放、市場経済、外部環境で直面している試練は長期的かつ複雑で、深刻なものである。精神の怠慢、能力の不足、民衆からの乖離、腐敗のリスクが一層激しく党の前に置かれ、腐敗との戦いは依然として厳しい情勢にあり、今後も揺るぎなく警鐘を鳴らして続けていく必要がある」と強調しました。
さらに「腐敗に断固反対し清廉潔白な政治を作り出すことは、中国共産党が一貫して守っている政治的立場でもあり、国民の関心を集める重要な政治問題でもある。
今後も清廉で公正な幹部、清廉な政府、清らかで明るい政治の確立に向け、腐敗を防止し清廉を提唱することにより、党の第18回全国代表大会で採択される各項目の重要な政策決定と戦略的配置の実施に力強いサポートを提供していく」としました。 (Yan、吉野)
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