2008年の汶川大地震で被害を受けた中国四川省の臥竜パンダ保護区内に再建された中国パンダ保護研究センターの新しい基地が30日から活動を始め、18頭のパンダが同研究センター碧峰峡基地から移ってきました。これは大地震後、臥竜に復帰した第1陣のパンダです。
これら18頭のパンダには、汶川大地震で他の動物園に預けられたパンダ、大地震後に碧峰峡基地に避難したパンダとそこで生まれたパンダが含まれています。
臥竜、都江堰、雅安碧峰峡の3つの基地で構成される中国パンダ保護研究センターは、中国最大の規模であり、世界でも一流のパンダの研究と自然保護教育の基地でもあります。
2008年、起きた「5・12」汶川大地震により、中国パンダ保護研究センター臥竜基地は大きな被害を受けました。地震後、研究センターから60頭のパンダが緊急避難し、そのうち32頭は中国各省市に預けられ、残りのパンダは四川省雅安市郊外の碧峰峡基地に移されていました。(ken、大野)暮らし・経済へ
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