中露首相定期会合委員会の第15回会議が30日、モスクワで開催されました。

　中国商務省の国際貿易交渉代表である高虎城次官とロシアのアンドレイ・ベラウソフ経済発展相が会議を主催し、両国政府の関係部門、地方と経済界の代表およそ150人が出席しました。

　関係者によりますと、今年、中国とロシアの貿易額は引き続き成長傾向を示し、まもなく1000億ドルの大台を超えるとのことです。

　双方はこの1年の両国の経済協力と貿易の発展状況。それに経済貿易委員会の活動を振り返ると同時に、「双方の貿易は順調に発展しており、すでに両国の全面的な戦略協力パートナー関係の重要な物質的基盤になっている」との認識で一致しました。

　中国税関によれば、2012年1月から9月まで双方の貿易額は昨年同期より14.2%多い661億7000万ドルとなっています。そしてロシアは中国にとっては第9位の貿易パートナー、中国はロシアにとっては最大の貿易バートナーとなったとのことです。 （HJ　大野）国際・交流へ