中国共産党広東省委員会の機関紙・南方日報によりますと、広東省は無人島の保護と開発に力を入れ、全国に先がけて島保護の開発モデルを作り上げる方針を打ち出しました。

　中国海洋局が2010年に発表した全国第1期の無人島開発利用リストには広東省の60の島が登録され、全国で最も島が多い省となりました。これを受けて広東省海洋・漁業局は広東省の国民経済発展のニーズと島の現状に基づき「広東省島保護計画」を定め、すでに省政府に認可されています。計画によりますと、広東省は人が居住する島は合理的に開発し、無人島は保護的な開発をすすめます。また特殊な用途を持つ島は厳格に保護するという方針を定めました。現在、保護計画対象となっているのは広東省の5大群島の28の島で、関連の扶助政策も発表されました。　（ｈｊ　吉野）暮らし・経済へ