韓国の聯合ニュースは8日、韓国の軍当局が来年から5年間計上する約2兆4000億ウォン（約1700億円）のミサイル増強予算は、射程550キロと800キロのミサイルを開発、配備するためのものだと伝えました。この情報について、韓国国防部による正式確認はまだありません。

　韓国大統領府が7日に発表した、韓米間で合意した新しい「ミサイル政策宣言」によりますと、弾道ミサイルの射程距離を800キロに延長し、ミサイルの破壊力に直結する弾頭の重量の制限についても、距離の短いミサイルの場合、最大で1.5トン程度まで増やすことができるとしています。専門家は、「これによって、韓国の中部地域から発射する場合、朝鮮全地域をカバーすることができることになった」と分析しました。（Katsu、山下）国際・交流へ