「台湾聯合報」によりますと、28日開幕するニューヨーク映画祭で、台湾のアン・リー(李安)監督の最新作「Life of Pi(邦題:パイの物語)」が、オープニング作品に選ばれました。アン・リー監督の作品がニューヨーク映画祭のオープニング作品になったのは2回目で、初めて3D映画がニューヨーク映画祭のオープニングを飾ることになります。
「Life of Pi」の予告編が公開されると大きな反響を呼んだため、配給会社は公開日を1カ月繰り上げ11月21日としました。
アン・リー監督は1997年に「アイス・ストーム」でニューヨーク映画祭のオープニング作品に選ばれ、今回が2回目となります。この他、アン・リーの作品でアカデミー外国語映画賞を受賞した『グリーン・ デスティニー』も、2000年ニューヨーク映画祭のエンディング作品に選ばれました。
今年はニューヨーク映画祭創設50周年に当たります。映画祭選考委員会のリチャード・ペナ会長は、「『Life of Pi』は技術の先進性と映像の芸術性を完璧に融合したものだ。アン・リーはすべての人を深く感動させる。彼が全力を注いだ作品に、観客はきっと興奮するだろう」と語りました。(ZHL、大野) 旅行・文化へ
アン・リー(李安)
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