日本政府が起こした釣魚島事件のエスカレートに伴い、中国人の日本観光ツアーのキャンセルがますます増えており、旅行社でのキャンセル率は40％以上に達したということです。

　中国旅行大手の中国康輝旅行グループは、中日国交正常化40周年を記念するため観光客5万人を日本に送る計画を見合わせ、傘下の旅行会社220社、代理店5500店舗で訪日ツアーの販売を取りやめ、予定されていたすべての訪日ツアーを中止しました。北京衆信国際旅行社も日本に1万人を送る計画を見合わせました。また、「凱撒旅遊」の関係者は、「国慶節前後のみで1万人の訪日観光ツアーがキャンセルされた。今年中に4万5000人を日本に送る計画も不可能になった」と述べました。（玉華、中原）旅行・文化へ