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 第30回長野県中国語スピーチコンテスト、12名が出場

2012-09-24 16:38:23     cri    

 第30回中国語スピーチコンテスト長野県大会が9月23日長野市の信濃教育会館で開かれました。

 主催者を代表して竹内勲・実行委員長(長野県日中友好協会ラジオ孔子学堂長)が「中国の発展とともに中国語は益々重要性を増している。日中関係は困難な状況を迎えているが、言葉は友好と文化の懸け橋なので、相互理解と相互信頼回復のためにともに努めていきたい」と挨拶しました。

このほか来賓として挨拶した長野県日中友好協会の西堀正司理事長は「今、日中関係は困難を抱えているが初心に帰って日中の平和友好の大切さを確認して再出発していきたい。中国語を学ぶ皆さんの活躍に期待したい」と述べました。

 県内で中国語を学ぶ学生や会社員、主婦ら12人が出場した今回のコンテストは、入門、初級、中級の3部門で表現力や発音の正確さのほか、主張の内容を競いました。入門と初級の部は与えられた課題文、中級の部は作文を発表しました。審査は岩下隆審査委員長をはじめとする大学講師ら5人の審査員によって行われました。

 このうち「ウサギと亀」の課題文に挑んだ高校生の高橋加那さんは流暢な発音で高い評価を得ました。

 中級の部で優勝した大日方慶樹君はまだ中学2年生ですが、すでに3年連続出場を果たしています。「私の見る日中関係」と題し、「国交正常化40周年を迎えた日中関係は困難に直面しているが一衣帯水の両国の平和友好のために努力してきた多くの先達がおり、その覚悟を大切にしていきたい」と訴えました。来年1月に東京で開かれる予定の全国大会への出場を決めた大日方君は、優勝を目指したいと意気込んでいました。  

 入賞者は次の通りです。入門の部①高橋加那、②野口敦美、③下田佑美。初級の部①田中広樹。中級の部①大日方慶樹、②藤沢淳一、吉澤茜。ほかに努力賞:矢指本有華、敢闘賞:高橋郁佳、奨励賞:林涼子。(敬称略)(記者:鄧徳花)国際・交流へ

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