英字新聞の『フィリピン・デイリー・インクワイヤー』は一面トップで、ロハス特使が21日、中国の習近平国家副主席に会談の中で、「マニラは中国との友好関係を発展させ、南海での領土争議がもたらした難局を乗り越えたい」と伝えたと報じています。それによりますと、アキノ大統領は特使の派遣を通して、「フィリピンは中国と良好な関係を保ち、南海の領土争議の平和的解決に力を尽くしている」ことを伝えたかったということです。
また、もう一つの大手英字新聞の『ザ・フィリピン・スター』は一面トップで、「大統領府、比中関係の前進を希望」と題した記事を習近平国家副主席とロハス特使の会談時の大きな写真と共に掲載しました。報道はまた総統府関係者の話として、「習近平国家副主席とロハス特使との会談は、フィリピンと中国との二国間関係の前進に役立つ」としています。
フィリピン総統府のワルター副報道官は22日、「会談は両国の関係はすでに改善されたことを物語っている」と語りました。ロハス特使は、中国政府にアキノ大統領のメッセージをうまく伝えることができたと自信を示した上で、「双方は率直に意見を交換した。アキノ大統領のメッセージを忠実に伝えることができたことに満足している」と語ったということです。(Yan、丹羽)
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