「これまでの6年間の努力が実って、『美香』がやっと赤ちゃんを産んだ!これはワシントンへの素敵なプレゼントだ!」
ワシントン国家動物園のドゥニ・ケリー園長は17日、記者の取材に、興奮しながらこう答えました。
「美香」は中国から借りたメスのジャイアントパンダの名前で、16日の夜に「美香」は子を生みました。実は専門家たちは「美香」の妊娠率は10%にもならないと予測していたのです。というのは「美香」にはこれまで5年連続して想像妊娠状態が見られていて、しかも今年はすでに14歳に達していたのです。ですからパンダにとっては高齢産婦と言えます。
ケリー園長は「中国の伝統に従い、100日後に赤ちゃんパンダに名をつける。ワシントン市民だけではなく、世界中の人々から名前を募集する。特に中国の友人とも素敵な名前を提案してほしい」と記者会見で語りました。
「美香」と夫の「添添」は2000年の12月に中国からワシントンに到着しました。そして2005年、「美香」は「泰山」という名の子パンダを産んで大きな話題になり、そのときからパンダブームが長く続きました。いまもワシントンの地下鉄チケットにはパンダが描かれいます。(陳博) 国際・交流へ
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