このほど就職ポータルサイト・中華英才網による「第10回中国最優秀雇用主ランキングと調査報告」が発表されました。報告によりますと、今年、卒業から1年間以内に一線都市(消費能力が高く、社会活動で重要な役割にある都市)での就職を希望する大学生は63%で、去年の38%より大幅に増加しました。
中国の東部と南部の発達した地区を選ぶ大学生は20%となっていますが、中部の二線都市(地方の中核都市)を選ぶ大学生はわずか6%にとどまりました。このほかの中小都市、非都市で就職を希望する大学生は4%未満となっています。しかし上海の各大学の学生が上海で就職を希望する割合は少なく、去年の72.2%から38.2%に下がりました。これは北京と広州よりも低い数字となっています。報告の責任者は、「一線都市は高い不動産価格と交通渋滞の問題を抱えているが、キャリアアップのチャンス、公平な規則、共通の趣味を持った人脈関係などが就職希望の大学生にとって魅力なのではないか」と見ています。(ken、吉野) 暮らし・経済へ
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