中国の胡錦涛国家主席は9日に、ロシアのウラジオストクでカナダのハーパー首相と会談を行いました。双方は中国とカナダの関係発展を高く評価し、当面の情勢の下で両国の協力を強化する重要性を強調しました。また両首脳は、「中国・カナダ投資保護協定」の調印式に出席しました。

　会談の中で胡主席は、「中国とカナダは相互尊重や平等互恵、内政不干渉などの原則を堅持し、政治的な相互信頼を促しながら、互いの核心的利益や関心を寄せる問題を適切に処理すべきだ。また、経済貿易やエネルギーなどの分野での協力を進め、相互投資を拡大し、一部の重大プロジェクトを促していく。さらに人文と文化交流を促し、G20（20ヵ国グループ）などの多角メカニズムでの協調と協力を強化していく」と述べました。（09/09　Lin、吉野）