北京市の環境保護観測センターは6日にその公式ミニブログで、「北京PM2.5観測スポット設置計画」を発表しました。
この計画によりますと、既存の27の観測スポットのほか、新たに8つの観測スポットを設けます。そのうち二環路、三環路、四環路と主要幹線道路には5つの観測スポットが設置され、自動車による大気汚染をモニタリングします。来年、北京市では新たな大気汚染公表システムの使用が始まり、単なる数字データを健康案内に変換して発表します。
現在、大気汚染への道路交通の影響に対する観測スポットはありません。新たに設置された観測スポットのうち、5つは自動車の汚染源に近い「交通観測スポット」です。
北京市環境保護局の関係者によりますと、「交通観測スポット」による観測を通じて、北京市の自動車排気ガスの規則性、時間・空間による分布などの特徴を把握し、今後の対策に役立てます。
その他の3つの観測スポットは、北京の東、東南、西南の市境にあります。北京の大気汚染は周辺都市や地域と関連性があるため、これらのスポットを通じて、北京と周辺地域の汚染の伝播状況をモニタリングすることになっています。(ooeiei、大野) 暮らし・経済へ
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