中国外務省の洪磊報道官は3日定例記者会見で、「関連地域外の国は南海問題に関して当事国の選択を尊重し、南海問題で立場を持たないことを守り、地域の平和と安定に役立つことをするべきだ」と述べました。

　アメリカが南海問題に介入することの影響について洪報道官は、「南海問題は、南沙諸島の一部の島嶼の主権をめぐる関係国の争いであり、南海の一部の海域の境界画定をめぐる争いである。これらの問題は関係する当事国の間で、友好的な協議と交渉を通じて解決すべきだ。これは2002年に中国と東南アジア諸国連合が署名した『南海各側行動宣言』で得た共通認識だ」と述べました。（劉叡、中原）