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 IAEA、イランは濃縮ウランの製造能力が倍増した

2012-08-31 12:18:41     cri    

 IAEA・国際原子力機関は30日ウィーンで、イラン核問題に関する報告書で、イランの地下に設けられた核施設の遠心分離器は今年5月の時点より倍増していると発表しました

 これを受けてアメリカ・ホワイトハウスのカーニー報道官は「今は、外交ルートによる問題解決の時間とスペースはある」と強調しました。

 IAEAの報告書は、イランがフォルドの地下に設けた核施設の遠心分離器が5月に1064基だったのが今では2140基に倍増したこと。これらの新しい遠心分離器はこれまでに稼動したことがないことを指摘した上で、「イランが持つ濃縮度20%のウランの量は5月の時点より44キロ増え、189キロに達している」としています。

 これについてカーニー報道官は「アメリカはこの報告書について検討しており、イランの核開発計画を監視しコントロールする能力を有している」としています。

 イランの最高指導者ハメネイ師は、テヘランで開かれた第16回非同盟諸国首脳会議の開幕式で、「イランは核兵器の研究開発を求めないが、核の権利問題については後へ退いたりはせず、核の平和利用の権利を放棄しない」と主張しました。(万)国際・交流へ

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