ウィーンに本部を置くIAEA・国際原子力機関は21日、イランの核開発疑惑の解明に向けて、イランとの交渉を24日に引き続きウィーンで行うと明らかにしました。

　この計画によりますと、国際原子力機関はまもなくイラン核計画に関する新たな報告書を発表します。専門家は、双方が今の時期に交渉を設定したことについて、報告書の内容をめぐる最終的な疎通を図る可能性が高いと見ています。

　今年に入って以降、パルチンの軍事施設が再び各方面の注目を集めています。一部では、イランがここで核実験を実施したとの報道もあります。今回の交渉は、国際原子力機関がイランのパルチン軍事施設に立ち入り、実地調査を行うための枠組みを取り決めることが目的だということです。（万、中原）国際・交流へ