エジプトのモルシ大統領は開幕式で、イランに非同盟運動会議の議長国の職権を手渡し「イランが非同盟諸国会議をよりよく率いて、世界におけるその役割を強化してほしい」と述べた上で、当面の政治と経済の情勢の下で、非同盟諸国会議が絶えず進歩し、発展途上国を支持し続け、世界の公正と平和を推進すると共に、国際社会で積極的な役割を果たしていくよう呼びかけました。
イランの最高指導者ハメネイ師は開幕式で、「イランは核の平和利用の権利を捨てない。イランは中東地域の非核化を主張するが、これは核の平和利用とは矛盾していない」と強調しました。また、「イランは核兵器の開発を考えたことはないが、核の権利問題では永遠に退かない。西側諸国による制裁はイランをより安定して前進させていく」と強調しました。
国連のパン・ギムン事務総長は、イランとイラン核問題を巡る関係6カ国との合意達成を促した上で、「国連憲章」枠組み内で紛争を平和的に解決するよう非同盟諸国会議のすべての加盟メンバーに呼びかけました。(Katsu)国際・交流へ
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