プーチン大統領はこの日にモスクワで、「現在、欧州と世界の経済情勢は非常に厳しい。世界経済の牽引役であるアメリカの経済データは楽観視できず、公債がGDPに占める割合は104％にも達しており、金融システムは巨額の担保融資に影響されている。いずれも深刻な問題である」と述べました。

　またプーチン大統領は、「不利な局面に対応する準備を整えなければならない。経済情勢の悪化の可能性に対応するため、ロシア政府は2011年から対策を講じ、危機対応の専門の資金を拠出した。ロシア政府は来年の連邦政府の予算を制定する際、危機発生に備え十分な資金を準備した」と述べました。（玉華、吉野）国際・交流へ