中国国家電網公司が15日、明らかにしたところによりますと、中国の風力発電量は5258万キロワット、そのうち国家電網の調達範囲にある風力発電量は5026万キロワットに達しました。これにより、中国はアメリカに代わって世界一の風力発電大国になり、国家電網は世界で風力発電の規模が最も大きく、発展が最も早い電力網になったということです。

　国家電網公司の舒印彪副総経理はこのほど、「国家電網は458億元を投入して、26の省にある570カ所の風力発電所の全てに新エネルギー運営調達監視網を作った。風力発電網の総延長は2万 5300キロとなり、420カ所の変電所を新築または改築した」と述べました。

　中国の風力発電発展計画によりますと、2015年までに、中国の風力発電規模は1億キロワットに、2020年までに2億キロワットに達するということです。（08/15 Lin、大野）暮らし・経済へ