イランが主催する、シリア問題国際会議が9日テヘランで開かれ、イランを含む29の国とイラン駐在の国連機関の代表が出席しました。
会議後の記者会見で、イランのサレヒ外相は今回の会議の目的について、「シリア国民が当面の窮地から抜け出すこと、衝突の終結を支援するためだ」としたうえで、「イランは、ラマダーンが終わる19日に、シリア政府と反体制派が停戦して、会談のための平和の雰囲気を作ることを提案した。これは、出席者に歓迎されている」と述べました。
さらに、「イランは、シリア政府と反体制派を招いて、イランで交渉を行うことを計画している。シリア政府と一部の反体制派組織は応じている」と明らかにしました。
また、サレヒ外相は国名は出さなかったものの、「シリアの反体制派を支持している」と一部の西側諸国を非難し、「これらの国は自分の利益のみを重視しており、シリア危機を真に解決しようとしていない」と強調しました。(朱丹陽 志摩) 国際・交流へ
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