イラン最高国家安全保障委員会のジャリリ事務局長は7日に、シリアの首都・ダマスカスに到着し、シリア訪問を開始しました。

　シリア通信社の報道によりますと、アサド大統領はこの日ジャリリ一行と会談したということです。アサド大統領は「シリア国民と政府は容赦なくテロリストと戦い、全力でテロリズムを攻撃する」と述べた上で、シリアは全国範囲の政治対話を行っていると強調しました。

　またジャリリ氏は、「シリアで起こっていることは国内の問題ではなく、『抵抗の枢軸』とその地域の敵国との紛争だ。敵の目的はシリアの抵抗力を攻撃することにある。イランはシリアとの両国関係を破壊することは許さない」と述べました。（ooeiei、吉野）　国際・交流へ