IMF・国際通貨基金は2日に報告を発表し「欧州債務危機は本質的にはすでにヨーロッパ全体に拡大する問題となった。危機の拡大より対策が遅ければ、欧州債務危機の影響はさらに広がっていく」としました。
IMFがこの日に発表した報告は、ユーロ圏、アメリカ、中国、日本、イギリスの5つの経済体の世界経済に対する影響を総合的に分析したものです。
報告は「欧州債務危機のリスクは貿易、金融、商品価格などのルートを通じて広がっていく。その影響はユーロ圏以外の国々の経済活動を収縮させ、また金融市場の緊張をまねく」と指摘しました。またIMFは欧州債務危機の影響を最も大きく受けるのは中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、南ヨーロッパ諸国と予測しています。(Yin 吉野) 国際・交流へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |