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 IMF 信頼感の低下を警告

2012-08-02 11:12:08     cri    

 IMF・国際通貨基金のラガルド専務理事は1日に「現在、市場は世界経済回復に対する信頼感を弱めており、欧州債務危機が主なリスク源となっている」と述べ、各国の政策決定者に対し引き続き有効な政策をとり、本地域の危機に立ち向かうよう警告しました。

 ラガルド専務理事は、「IMFは世界経済の成長率予測を下方修正した。ヨーロッパ諸国の首脳は引き続き財政政策や金融政策、市場構造の改革などの手段を堅持して危機に対応すると共に、銀行間の連携及び財政連盟などの長期的な措置を考慮するべきだ」と強調しました。さらに「世界経済が抱えている課題は欧州債務危機だけではなく、アメリカの指導者も互いの食違いを解決し、来年の財政支出削減策と税収増加策がアメリカ経済回復に影響を及ぼすことを回避するべきだ」との考えを表明しました。(万、吉野)

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