中国国防省は31日、北京で、中国人民解放軍創設85周年の祝賀会を開きました。祝賀会には胡錦涛主席、呉邦国委員長、温家宝首相などの指導者が出席したほか、中国駐在の外国の武官なども参加しました。梁光烈国務委員兼国防相は「中国の軍隊は、武器装備などの研究開発において、自主的な技術革新を強め、情報システムを基とした作戦能力を高めて、断固として国家の主権、安全、発展利益を維持し、持続的な平和と共同繁栄を実現した、調和の取れた世界の建設を推し進めるために貢献したい」と挨拶しました。
梁国防相は「中国はかつてない社会の変革期にあり、中国の軍隊は情報化時代における軍事力を高め、多様な任務を果たす能力を強化しなければならない」と述べました。
また、梁国防相は「中国の軍隊は、大陸と台湾との関係において、平和的発展を守り、中国を分裂させようとする活動を阻止し、台湾海峡両岸の平和的発展を推し進め、国の統一に努める。中国の軍隊は、独立した自主的な平和外交政策を堅持し、世界各国の軍隊と友好交流と協力を絶えず深めることで、持続的な平和と共同繁栄を実現した、調和の取れた世界の建設を推し進めるために貢献したい」と強調しました。(劉叡、山下)
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