パレスチナの交渉責任者であるアリカット氏は22日にカタールのドーハで、パレスチナの元指導者である故アラファト氏の死因を究明するため、アラブ連盟に属するアラブ和平提唱委員会が国際捜査機関の設置に同意したことを明らかにしました。
22日にドーハでアラブ和平提唱委員会の会議が開かれ、会議の後アリカット氏はメディアに対し、「会議に出席したパレスチナ民族権力機構のアッバス議長は刑事、医療、政治、司法といった面から事件を調査し、個人の名義で事件を最後まで追う。パレスチナ側は、全力で調査に協力する」と述べました。
またパレスチナとイスラエルの平和交渉についてアリカット氏は、「イスラエル側が居住拠点の建設停止と拘留者の釈放を拒否したため、イスラエル側と交渉する考えは全て白紙に戻った。パレスチナに残された選択は、国連に頼ることだけだ」と話しました。
なお、今回のアラブ和平提唱委員会の会議では、主にパレスチナの最新情勢とアッバス議長が提出した報告書について討論が行われたということです。(劉叡、吉野)国際・交流へ
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