22日にイラクでは爆弾テロが相次いで発生し、死傷者は合わせて100人以上となり、そのうち死者は30人近くに上りました。
22日の夜、首都バグダッドでは、人が多く集まる市場に仕掛けられた3個の爆弾が次々に爆発し、少なくとも15人が死亡、60人以上が負傷したほか、市場の周辺の建物と車両などにも被害が出ているということです。これまでにこの爆発に対する組織や個人からの犯行声明は出ておらず、イラク安全部隊は調査を急いでいます。
また、東部のディアラでは軍兵士が襲撃される事件が2件起き、5人が死亡、3人が負傷しました。
南部のナジャフ市では市内中心地にある人気のレストラン付近で突然車両が爆発し、少なくとも5人が死亡、14人が負傷しました。
北部のモスル市では市内の警察局付近で車両が爆発し、警官1人が死亡したほか警官数人を含む10人が負傷しました。
こうした爆弾テロが相次ぐ中、テロ組織アルカイダのイラク支部は22日にインターネットを通して声明を発表し、近いうちにイラクに新たな攻撃を仕掛けるとしています。(劉叡、吉野)
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