中国を代表する出版社、商務印書館はこのほど、第6版『現代漢語辞典』を出版しました。あまり使われることのなくなった時代遅れの言葉や説明が削除されましたが、600以上の新字が増やされ、収録文字数は1.3万字となりました。このほか新しい言葉とその他の単語が3000語以上追加され、言葉の説明は400項目以上も増やされました。
このほど新たに追加された新しい言葉の例は以下のとおり。
1.「限行」
渋滞を緩和するため、北京で実施されている曜日と車のナンバーによる交通制限措置。
2.「揺号」
車両の数量を制限するため北京で実施されている車の購入制限措置。購入を希望する場合、個人と会社は車両管理局に申請し、その後抽選で購入資格を決定すること。
3.「団購」
共同購入。
4.「微博」
マイクロブログ、ミニブログとも。
5.「雲計算」
クラウドコンピューティング。
6.「情人節」
バレンタインデー。
7.「北漂」
外地から出てきて北京に定住する北京戸籍を持たない地方出身者。
8.「山寨」
有名ブランドの模造品。
9.「宅」
オタク。
10.「PM2.5」
大気汚染の環境基準となる直径2.5ミクロン以下の粒子状物質。 (オウギ、吉野)
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