カンボジア外務省の報道官によりますと、カンボジアを訪問中の朝鮮の朴義春（パク・ウィチュン）外相が14日、カンボジアのホー・ナムホン外相と会談した際、朝鮮がすでに、6カ国協議に復帰する準備を整えていることを明らかにしたということです。

　2003年8月から2008年12月までの間、中国、朝鮮、米国、韓国、ロシア、日本は、朝鮮半島核問題をめぐって数回会談を行いました。2009年4月、朝鮮は６ヵ国協議を離脱すると発表しました。ホー・ナムホン副首相兼外相が今年6月初旬、朝鮮を訪問した際、6カ国協議に一日も早く復帰し、朝鮮半島核問題を平和的に解決するよう、朝鮮に提案したということです。（玉華、山下）国際・交流へ