中国初の都市地震警報システムの建造工事が中国西南部の都市・成都でスタートし、年内に関連のステーションが完成する予定です。

　関係筋によりますと、このシステムが正式に運行すると、成都で地震警報を出せるようになり、破壊性の強い地震波が到着するまでに市民にアラームを出し、地下鉄や高速鉄道などの公共施設に地震警報情報を提供することができます。

　研究の結果が示されたように、破壊性の強い地震波が到着する2秒前に警報をキャッチし直ちに措置を取れば、犠牲者数が25%減らすことができ、もし5秒前に警報をキャッチできれば、犠牲者数を80％減らすことができるということです。同時に、地震発生後の救援にも役立ち、負傷者の治療費を大幅に減らすこともできるとされています。（Yan）

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